AIで医療現場のDXを推進するカルディオインテリジェンス、総額4.3億円を資金調達

医療現場の解析技術にデジタルトランスフォーメーション(DX)をもたらすことを目指すヘルステックベンチャーであるカルディオインテリジェンスは15日、既存投資家である大和企業投資、ANRI、SMBCベンチャーキャピタル、Gemsekiに加え、新たに静岡キャピタルを引受先とした第三者割当増資により、シリーズAファーストクローズとして総額4億3千万円の資金調達を実施したことを発表した。

同社は、2019年10月の創業後「医療現場で”使える”ディープラーニングAIとICTを活用しすべての人に届けられる心電図DXの実現」を目指し、心電図のAI自動解析支援システムの製品化を進めてきた。2020年11月に最初の製品である長時間心電図解析ソフトウェア SmartRobin シリーズを、続く2022年2月には、新たにディープラーニング技術を盛り込みAIを活用したSmartRobin AI シリーズをローンチし、すでに多数の医療機関に導入している。

また本製品は本年4月に医療機器プログラムとして初めてMedtec イノベーション大賞を受賞し、新しい医療機器の姿として内外に評価されているという。

今回の資金調達は、サービス拡充による社内体制の強化および医療従事者の診断サポートに貢献するプロダクトの開発に活用するとしている。

関連URL

大和企業投資
ANRI 
SMBCベンチャーキャピタル
Gemseki
静岡キャピタル
カルディオインテリジェンス 

関連記事

注目記事

  1. 2024-7-25

    ロボットバンク、【追従機能付き】自律走行搬送ロボットを発表

    ロボットバンクは24日、追従機能付きの自律走行搬送ロボットの販売開始を発表致した。 本製品は、…
  2. 2024-7-25

    DNP、全国の自治体が共同で利用可能な「メタバース役所」の提供を開始

    大日本印刷(DNP)は24日、生活者が自治体の各種サービスをインターネット上の仮想空間・メタバースで…
  3. 2024-7-19

    人機一体、直感的な操作システム搭載人型重機が JR西日本の鉄道設備メンテナンスに導入

    人機一体は17日、同社のロボット工学技術が搭載された初めての製品となる「多機能鉄道重機」が、7 月か…
  4. 2024-7-17

    順天堂大学、AIを用いた脳容積解析ソフトウェアを開発

    順天堂は16日、順天堂大学保健医療学部診療放射線学科の後藤政実 先任准教授、京極伸介 教授、代田浩之…
  5. 2024-7-12

    生成AIによるオススメフォントのアドバイスサービス「DynaGPT」リリース記念キャンペーン

    主に文字フォント開発、およびその関連製品の開発・販売・保守を行う、ダイナコムウェアは、生成AIによる…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る