AIを用いた画像検査ソリューションを提供するMENOUは3月31日、「MENOU AI開発プラットフォーム」で、ユーザーの検査AIの開発をサポートする、ChatGPTを活用したチャット機能の提供を開始したと発表した。
MENOUはAIやプログラミングの専門知識を必要とせず画像検査AIを誰でも開発できるノーコード統合開発環境 「MENOU AI開発プラットフォーム」を提供しており、エンジニアがいない現場でもAI 開発~運用が可能となり、AIによる外観検査の自動化を支援している。
「ChatGPT」を用いたチャット機能を追加することで、ユーザーそれぞれに沿った問い合わせに対する回答が、いつでも即座に高い精度で得られるだけでなく、MENOUが創業から一貫して向き合ってきたAI検査のノウハウを最適化した形で応えることが可能となる。
この新たに追加されるサポートAIは、常時最新のノウハウを学習し続けるため、ユーザーの専属のAIアシスタントのように活用できる。現在この機能は一部のユーザーに先行して提供を開始している。
MENOUが独自に蓄積してきたノウハウデータをChatGPTに参照させることで、専門的なサポートを気軽に問い合わせることが可能になった。
「学習って何ですか?」
「AI検査で品質向上ができますか?」
「ルールベールとAIは組み合わせられますか?」
「過検出を減らすための学習方法を教えて?」
「見つけた欠陥サイズでOK・NGの判断はできますか?」
「IoUを記載したレポートを出力することはできますか?」
初めてのAI開発を進める中で、ツールの使用方法だけではなく、AI基礎知識などさまざまな質問が生じるなか、問い合わせするにはハードルを感じる人もいる。
今回の新機能の追加により、24時間いつでも専属のAIアシスタントが困りごとに応えてくれる。