エクサウィザーズとMDV、マルチモーダルAIを活用したデータ駆動型事業の基本合意書を締結

エクサウィザーズは22日、メディカル・データ・ビジョン(MDV)と、マルチモーダルAIを活用したデータ駆動型事業に関する業務提携の基本合意書を締結したと発表した。

この合意により、MDVが保有する病院データ4322万人、保険者データ1911万人にも及ぶ国内最大規模の医療ビッグデータに、エクサウィザーズのマルチモーダルAI技術が活用される事によって、疾患の発症や再発予測、希少疾患分野でのサービス化、患者中心型のサービス開発などが期待される。

医療情報のデジタル化や統合は、国際的にも重要な課題とされているが、本邦においては思うように進展していないのが現状。一方、AIの導入が急速に進み、多様なデータに対応できる柔軟でセキュアなプラットフォームと、それを最大限活用できる多面的な分析機能を持ったマルチモーダルAIの位置づけは以前にも増してその重要性が高まっている。

エクサウィザーズは、創業時から一貫してAIを利活用したサービスの戦略立案・開発・実装などの事業展開を行っており、マルチセクター・マルチモーダル戦略として、独自のアルゴリズムを豊富に蓄積している。また、MDVは昨年来、オープンアライアンス戦略を本格化させており、国内最大規模の診療データベースを有効活用しようとする中で、エクサウィザーズを協業先の一つとして選んだという。

マルチモーダルなAI技術を強みとするエクサウィザーズと、国内最大規模の医療データをもつMDVが協力し、デジタルバイオマーカー(デジタル端末を用いて定量的に収集・測定された生体データ)や、リアルワールドデータ(実臨床・実社会から得られるデータ)など、膨大な医療データとAIを利活用するデータ駆動型事業を推進していくことで、今まで見えなかった潜在市場の特定や個別化したサービスの提供が可能になる。

上記サービスに加え、開発パイプラインが多く、今後、更なる需要拡大が見込まれる希少疾患分野にも注力していく。診療データをもとに潜在市場の特定やスクリーニングを実施し、希少疾患分野での患者中心型サービスプログラムの開発を行う。両社の協業により、従来ではできなかった革新的な医療サービスの開発とその社会実装を目指す。

なお本業務提携により、製薬企業や医療機関など幅広いユーザーを対象に、2023年度内にMDVのビッグデータとエクサウィザーズのマルチモーダル技術を掛け合わせた新サービスの提供を開始する予定で、その後も順次新しいサービスを提供していく。

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