Awarefy、ユーザーの悩みに寄り添うアドバイスを AI が行う機能をアプリに搭載

デジタル認知行動療法アプリAwarefy(アウェアファイ)を開発するAwarefyは1日、ユーザーのメンタルヘルスケアやストレスマネジメントを総合的に支援するためにAIを活用していくAwarefy AI(アウェアファイ・エーアイ)構想の第2弾として、ユーザーの悩みに寄り添うアドバイスを AI が行う「AI コメント」機能をアプリに搭載、リリースしたと発表した。

Awarefy は「ストレスに負けないスキルが身につく」をコンセプトとしたスマホアプリ。さまざまな分野で実績とエビデンスが積み重ねられている認知行動療法をベースとしたケアツールや実践型プログラムを多数搭載している。

Awarefyは、昨今の生成系AI を中心とする急速な AI 技術の進化を受け、「AIで 気づき: Aware を拡張する」を合言葉に「Awarefy AI構想」を2023年4月に発表し、アプリ内の体験におけるAI活用を進めている。

Awarefy AI コメント機能は、ユーザーが Awarefy に蓄積した悩みや思考の記録に対して、AI が客観的な視点でアドバイスやコメントを行ってくれる機能。

この AI コメント の導入により、セルフケアに自分以外の視点を取り入れられ、新しい気づきを得ることや、モヤモヤした感情を受け止めてもらうことができるようになった。

また、先日リリースした「AI チャット」は、すでに多くのユーザーに利用される機能となっており、以下のような価値を感じてもらえるという。

・「自分の中になかった視点や問いかけをくれて、思考を広げる手助けになっています。」
・「励ましてくれたり、共感してくれたり、アドバイスもくれて便利です。」
・「大人になると本心や本音がなかなか話せなくなっていくので、随分と救われている。AIに気づかされることも多いです。」

このような反響も受け、AI で気づきを拡張するような体験をさらにつくっていくために、ユーザーがこれまで書き溜めてきた記録も対象に、AI がアドバイスやコメントを行ってくれる機能を搭載した。

なお、2023年6月1日時点では、AI コメント機能は コラム(感情メモ)のテンプレートのみをサポートする。AI コメント 機能の対象範囲は順次拡大していくという。

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デジタル認知行動療法アプリ「Awarefy」
「Awarefy」ストア
Awarefy

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