アドバンスクリエイト、VITAが開発した「AIアバター接客トレーニングサービス(β)」を導入
アドバンスクリエイトは9日、AVITAが開発したChatGPTを用いた「AIアバター接客トレーニングサービス(β)」を導入し、AIによる社員教育を開始したと発表した。
「AIアバター接客トレーニングサービス(β)」とは、「『お客さま役になったChatGPT』を活用したAIアバターと、チャットを通じてテキスト対話及び音声対話による接客のトレーニングができる」サービス。
顧客のニーズが多様化する現代において、高品質かつ柔軟な対応ができる社員教育の重要性が増しているが、教育・研修には一定の時間や費用を要することから、その過程で顧客対応の品質にばらつきが生じる場合や、対応者全員が十分なスキルを習得するまでに時間がかかるなどの課題がある。
AVITAが開発した「AIアバター接客トレーニングサービス(β)」を導入することで、多様な性格やニーズを持つ顧客をAIアバターで生み出し、いつでも何度でも、様々なタイプの顧客との接客ロールプレイングを行うことが可能となるため、短期間で多くの接客経験を積むことが可能となる。また、ロールプレイング後にAIが評価・結果をフィードバックすることで、優れた点や課題が明確になり、より品質の高い顧客対応スキルの習得に向けたトレーニングを積むことできる。
同社においては、2023年6月から、「AIアバター接客トレーニングサービス(β)」の利用を開始。
また、「AIアバター接客トレーニングサービス(β)」を用いた「保険相談に特化した」接客トレーニングサービスの開発も予定しており、同社がAVITAの販売代理店として、保険業界への提供を進めていく。関心を持った保険会社や保険代理店は、以下より問い合わせしてほしいという。
問い合わせ先: acp_helpdesk@advancecreate.co.jp
同社は今後も、メタバース時代の本格的な到来を見据え、AVITAとの提携によりアバターの可能性を追求し、保険業界に更なるイノベーションを起こすと共に、日本発の技術を世界に発信し、産業全体の活性化にも貢献していくという。