NDIソリューションズは13日、汎用AIチャットボットCB3に米OpenAI社が提供するChatGPTとの連携機能を追加したと発表した。
CB3のコーパス(質問回答集)で回答できない質問に対して、ChatGPTから得られた答えを参考回答として表示することが可能になる。
今回の機能追加が企業のAIチャットボットとChatGPTの利用を加速化し、業務効率化を大きく推進するという。
今回の機能追加により、AIチャットボットCB3からシームレスにChatGPTを利用できる。ユーザーはCB3の画面のままでChatGPTへ画面を切り替えることなく、スピーディーかつ安全にChatGPT利用が可能。
このChatGPT連携機能はCB3およびスモールスタート対応サービスCB3 Lite Edition(LE)で搭載しており、CB3 LEは月額7万5000円から利用できる。ChatGPT連携機能の利用にCB3側の追加料金は発生しない。
CB3はIBM Watson Assistantを利用したAIチャットボットであり、利用者の意図を理解した適切な回答ができることが特長。しかし、あらかじめ用意されたコーパス(質問回答集)にない問い合わせ内容については回答することができなかった。今回の機能追加によりコーパスにない質問についてもChatGPTの答えを参考回答として表示することが可能となった。
CB3はChatGPT API経由でChatGPTを使用する。ChatGPTを提供するOpenAI社はChatGPT API経由で入力した情報をChatGPTの学習データとして再利用しないとしている。そのため企業の機密情報や個人情報などの漏洩を防止しながらChatGPTを業務利用することができる。