ロボットとドローンを融合したインフラ点検ソリューション「ugo +drone」発表
- 2023/6/21
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- インフラメンテナンスソリューション, ドローン, ロボット, 遠隔巡視点検用
業務DXロボットの開発を手掛けるugo(ユーゴー)とドローンを用いたインフラメンテナンスサービスを提供するジャパン・インフラ・ウェイマーク(JIW)は20日、「ugo +drone」という新たなインフラメンテナンスソリューションを開発したと発表した。
これはロボットとドローンの力を融合したもので、各技術の欠点を補うことでインフラメンテナンス業界に革新的な利便性と効率化をもたらすことを目指している。
「ugo +drone」は、ユーゴーのロボットに、JIWが取扱いしている遠隔巡視点検用のSkydio社製ドローンが搭載される。施設内の特定の場所まで、ロボットがドローンを自動で運搬し、ドローンを自動で離発着させることができる。
これによりドローン側の課題である「①長時間の飛行ができない、②フロア移動ができない、③無人でドローンを運搬できない」といった課題が解消され、同時に、ロボット側の課題である「上空からの点検が難しい」課題も解決される。
このように、ロボットとドローンを一緒に活用することで、建物やインフラの保守点検作業が驚くほど簡単になる。この組み合わせにより、点検範囲が大幅に拡大し、さらに詳細な点検を安全に行うことができるようになる。
本提携は、業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する一環として、より効果的なインフラメンテナンスを実現することを目指している。JIWとugoは共同で、効率的かつ質の高いサービスを提供していくという。
なお、「ugo +drone」は、2023年6月26日から開催の「第8回ジャパンドローン」JIWブースに展示予定。