GPTなどの先端技術の知財業務への応用を支援するエキスパートであるニーズエクスプローラは、9月13~15日開催の「2023特許・情報フェア」に出展。知財部門の生成AI活用力アップに向けた新たなサービスを紹介する。
生成AIの登場で、日本語だけでなく外国語の特許、非特許文書データの調査・分析能力が飛躍的に上がっている。ただ、単純な文書作成や要約とは異なり、実業務に活用するとなるといくつかのハードルを越えないといけないという。
ひとつは、データが外部に流出する不安、テキストデータ量制限、操作の煩雑さなどのプラットフォーム関連のハードル。そして、生成AIに正しく業務要件を伝えるための適切なプロンプトの作成というハードル。生成AIは日々進化しているので、今日のハードは明日には消えているかもしれない。
生成AIは自然言語処理が得意。知財業務では様々な局面で文章の読解、要約、構成要素抽出、分類、読み替え、当てはめ、検証、推論、発想、創造を行っている。この作業を生成AIに補完させてみる。より高度な段階での人の作業や判断は残るが、そこに至るまでの時間を大幅に短縮できるかもしれない。
ニーズエクスプローラは企業経営、知財コンサル、研究所、ソフト開発のベテランが、生成AIや自然言語処理関連ツールの導入と知財業務への適用(プロンプト開発・保守)を支援する。
これにより、知財部門がノウハウを駆使して、自社の技術・ビジネス革新、新規ビジネス創出などの分野で活躍することをサポートする。