AIおよびAR技術を活用したソリューションサービスを提供し、美容業界でデジタルトランスフォーメーション(DX)を奨励するパーフェクトは20日、先進的AI技術を搭載した「AI肌診断」の機能アップデートを発表した。
従来はまずユーザーの顔写真を撮影し、写真上に分析結果を色でハイライトして表示していた機能だが、今回の機能アップデートにより、ライブカメラモードを通じてリアルタイムで最大14の肌の悩みを分析し、ユーザーの顔周りを含んだ広範囲の結果を表示することができるようになった。ARのオーバーレイがリアルタイムでユーザーの肌の状態に関する詳細な分析結果を表示する。
30度の広角検出技術を搭載したライブカメラモードの実装により、正面からの顔画像だけでは分析が難しかったユーザーのこめかみや、あごラインまで広範囲にわたり分析することが可能となり、更にARのオーバーレイ効果により、検出エリアをより明確にアウトラインし、ユーザーに肌の分析結果を視覚的に提供する。
分析項目は最大で14項目、しみ、しわ、水分、赤み、油分、ニキビ、キメ、くま、目袋、肌のハリ、上まぶたのたるみ、下まぶたのたるみ、ツヤ、毛穴の分析を実現する。この技術の進化により、ユーザーはより自身の肌の状況を理解したうえで、スキンケアを実践することが出来るようになり、また肌状態の経過の確認も楽しく継続することができる。迅速でありつつも、インタラクティブで正確な分析結果を提供することで、ライブAI肌診断はユーザーが信頼できるツールとして活用できる。
ライブAI肌診断機能は、ブラウザとモバイルアプリで利用でき、化粧品ブランドや小売業者もカンタンにショッピング体験の中に統合することができる。