廣瀬無線電機は18日、東京エアポートレストランとの共同実証試験を経て、羽田空港内レストランでの新たな除菌手段として、同社が開発及び販売する自動除菌ロボット「Mover UV-C」の導入が決定したと発表した。
羽田空港内でレストランを運営する東京エアポートレストランでは、食事に来た客や従業員等へ安心安全な空間をご提供するべく、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルス等の感染症への様々な対策を行っている。
今後も新たな変異種や新ウイルスへの対応は不可欠であり、現場での人手不足に伴う店舗運営と従業員様の除菌作業の効率化との両立は大きな経営課題である。この課題解決に向け、同社が開発及び販売する自動除菌ロボット「Mover UV-C」が正式採用されることとなった。
ご導入を決めたポイント
①現存するあらゆる菌やウイルスに対しての除菌効果で、世界的に多くのエビデンスと導入実績を持つPHILIPS UV-Cと、自律走行型移動台車として様々な実績をもつTHK社への信頼とブランド力。
②店内のテーブルやイス等の様々な除菌箇所への実証試験に基づく有効性の証明。
③人手による除菌では時間のかかる大規模な店内スペースを、ロボットでの運用で短時間かつ効率的な除菌が可能。(人手不足における除菌作業の省人化)
④クラスター等を含む感染者が発生したエリアも、ロボットでの1次除菌で作業員への精神的負担の軽減。
無人での自動運転により人手不足への貢献はもちろん、今まで除菌作業に日々あたっていた店舗従業員への2次感染リスクとそれに伴う精神的ストレスへの軽減につながる。
またアルコールや次亜塩素酸等を使用した薬液での一般的な除菌方法のみでは、「拭き漏れ、拭き残し」や「薬剤耐性菌」等の懸念がつきまとうが、Mover UV-Cでの自動除菌を取り入れることでより確実な除菌作業を行い、店内に食事に来た客へ確実な「安心・安全」を届けることが出来る。
自動除菌ロボット「Mover UV-C」紹介動画