テンダ、ChatGPT用いた「AIスタイリング」実装を含む2つの新機能を「Dojoナビ」に追加
マニュアルトータルソリューションを提供するテンダは27日、ノーコード操作ナビゲーションシステム「Dojoナビ」の新バージョンVer.6.1をリリースした。
マニュアル作成ツール「Dojoシリーズ」における生成AIを活用した新機能第2弾となる「AIスタイリング」を実装した。システム操作のナビゲーション上に表示する吹き出しおよびコメント、システム画面上に項目説明を追加するツールチップにおいて、説明文の自動装飾を行う機能。「AIスタイリング」を活用することで、ナビゲーションやツールチップでの重要な項目を、ボタン1つで簡単に装飾することができる。
この他、「Dojoナビ」で作成したシナリオを共有する機能を追加した。ナビゲーション共有用のURLを作成し、そのURLにアクセスするだけでナビゲーションが開始することが可能となった。
Ver.6.1の機能強化について
≪AIスタイリング≫
AIスタイリングは、生成AI(ChatGPT)を用いた自動テキストスタイリング機能。ナビゲーション上に表示する吹き出しおよびコメント、システム画面上に項目説明を追加するツールチップにおいて、ユーザーにとって重要と思われる箇所を、ボタン1つで簡単に装飾することができる。これにより、利用者にとって理解しやすいナビゲーションを、より簡単に作成できるようになる。
≪ナビリンク≫
Dojoナビのシナリオ再生を開始するための、URL生成機能。Dojoナビの管理画面に「リンク生成」ボタンが表示され、生成したURLはDojoナビのツールチップやメールなどで共有することができる。当該URLにアクセスすると、Dojoナビのシナリオ再生が開始される。
「Dojoナビ」は、操作画面上に直接ナビゲーション(操作箇所に対する枠線や吹き出し)を表示することで、システム運用効率の大幅向上や、運用コストの大幅削減に寄与する次世代マニュアルソリューション。利用者はシステムの操作方法に関して、研修などで事前に学習することや、誰かに聞くことなく、迷わずに目的の操作が実行でき、「教育のDX(デジタルトランスフォーメーション)」を実現する。特長となるナビゲーション機能は、直観的な操作で、誰でもすぐに作成することができる。また、ノーコードでシステム側の改修を一切行う必要がないため、開発コストを掛けずに導入、運用することが可能だという。