イクシーズラボ、AIチャットボット「CAIWA Service Viii」搭載のChatGPT API連携機能を強化
AIによる業務効率化サービスを提供すイクシーズラボは7日、AIチャットボット「CAIWA Service Viii(ヴィー)」に搭載のChatGPT API連携機能を強化し、チャットユーザーからの質問に対して、Q&A登録やシナリオ作成など事前作業を必要とせず社内文書等のドキュメントに基づいて自動的に回答する「ChatGPT応答機能」を追加したことを発表した。従来の独自開発AI「CAIWA 」による高い正答率の回答に加え、広い対応範囲が強みのChatGPTによる回答が可能となり、チャットユーザーの問題解決率向上が見込めるという。
ChatGPT応答機能は、チャット画面から質問すると登録済みのドキュメントの内容から回答文を自動で生成する機能。
この機能の利⽤にはチャットボットの構築に必要となる初期データ(Q&Aデータ)およびシナリオ構築が不要で、⼀切⼿間がかからない。
また、CAIWA(独自開発AI)による応答とChatGPT APIによる応答をチャット画面上で柔軟に切り替えて回答を得ることも可能。
CAIWAは、正確かつ信頼性の高い情報を提供できる。一方ChatGPT APIは、多数のドキュメントを広範に探索するため広い対応範囲を誇る。両方の長所を取り込むことでチャットユーザーが問題解決に⾄る確率が格段にアップし、ユーザーエクスペリエンスが⾶躍的に向上する。
■導入企業にとってのメリット
1:構築・メンテナンスが一切不要
CAIWA Service Viiiは従来型のチャットボットのように事前にQ&Aを登録することで正確性の高いやり取りをすることが可能だが、Q&Aの事前登録を一切行わず、ChatGPT応答機能のみのチャットボットを利用することも可能となる。これにより導入と運用に必要な手間が大幅に軽減され、特に初めてチャットボットを導入しようと考えている企業にとっては大きなメリットとなる。
2:チャットボットの対応範囲を簡単に拡大
既にチャットボットを導入している企業にとっても、チャットボットの対応範囲を拡充させるために必要な手間やコストをかけることなく、社内に蓄積された大量のドキュメント(マニュアル、製品カタログ、メール履歴、社内規定など)を活用することで、幅広い質問への対応が可能になる。
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