チェンジ、生成系AIを用いた業務効率化プラットフォーム「NexEmbark」を提供開始

チェンジホールディングスの子会社であチェンジは11月 30日、生成系AIを用いた業務効率化プラットフォーム「NexEmbark(ネクセンバーグ)」の提供を開始した。

NexEmbarkは以下3つの機能(モード)を搭載している。

1.通常モード(AIの回答生成)
ユーザが取得したい情報等を、入力内容にもとづいて回答を生成するモード。

2.社内文書検索モード
社内のドキュメントを事前にAzureのサービスに格納し、その情報を元にAIが回答を生成する機能。労務関連や社内規定等を従業員が検索する場面で、大幅に時間を短縮することが可能となる。
下記は、デジタル庁の文献を格納し、回答を行った例。

使用した文献
上記サイト内のデジタル・ガバメント推進標準ガイドラインよりダウンロード(2023/11/27)

3.グラフ生成モード
事前に参照先として設定しているデータから、ユーザのプロンプトに応じてグラフを生成する機能。
下記の図のように、チャットで「〇〇の情報を教えて/知りたい」と入力すると、Webブラウザの別タブが開き、グラフを生成する。

ユーザは取得したい情報をプロンプトから入力するだけでグラフが生成できることから、データベース構造の事前理解やデータサイエンスの知識を必要とすることなく、ユーザの労力/時間を削減することが可能。

このように、既存のデータを用いるだけで、ユーザが簡単かつ手軽にグラフ生成を行うことができる点が、本サービスの最大の特徴。

チェンジでは、少子高齢化や就業人口減という社会課題の解決に向け、ITコンサルティング、サービス開発を通じて、これまで以上に働く人々の業務効率化を全力でサポートしていくという。

関連URL

チェンジホールディングス

関連記事

注目記事

  1. 2024-7-25

    ロボットバンク、【追従機能付き】自律走行搬送ロボットを発表

    ロボットバンクは24日、追従機能付きの自律走行搬送ロボットの販売開始を発表致した。 本製品は、…
  2. 2024-7-25

    DNP、全国の自治体が共同で利用可能な「メタバース役所」の提供を開始

    大日本印刷(DNP)は24日、生活者が自治体の各種サービスをインターネット上の仮想空間・メタバースで…
  3. 2024-7-19

    人機一体、直感的な操作システム搭載人型重機が JR西日本の鉄道設備メンテナンスに導入

    人機一体は17日、同社のロボット工学技術が搭載された初めての製品となる「多機能鉄道重機」が、7 月か…
  4. 2024-7-17

    順天堂大学、AIを用いた脳容積解析ソフトウェアを開発

    順天堂は16日、順天堂大学保健医療学部診療放射線学科の後藤政実 先任准教授、京極伸介 教授、代田浩之…
  5. 2024-7-12

    生成AIによるオススメフォントのアドバイスサービス「DynaGPT」リリース記念キャンペーン

    主に文字フォント開発、およびその関連製品の開発・販売・保守を行う、ダイナコムウェアは、生成AIによる…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る