無料で旅行記・デジタルマップを作成 旅行SNS×観光地図作成サイト「Japan Travelog」公開
AIを活用した新たな旅プラットフォームを開発するTravellire Inc.(米カリフォルニア州)及びトラベリエは22日、誰でも簡単に無料で旅行記・デジタルマップを作成できる旅行SNS×観光地図作成サイト「Japan Travelog」を世界に先駆けて、日本を対象に、先行試用ユーザー向けに公開した。
投稿した記事は自動的に多言語翻訳され、様々な地図上で世界中の人に紹介されると同時に、自身のユニークな旅行記マップが作成される。年末年始の家族の集まりや、遠く離れた大切な方との「旅の思い出」の振り返り、ご自身で作成した旅行記マップのURLをプレゼントしたり等、個人利用も可能。また、観光関係者・店舗経営者・教育関係者や自治体行政のビジネス利用等、様々な用途にあわせて誰でも気軽に活用できる。
■サイトの特徴
(1) あるようでなかった、多言語対応の「旅特化SNS×観光地図作成サイト」
「Japan Travelog」では、誰でも無料で素敵な写真記事を投稿することができ、自身のユニークな旅行記マップを作成できる。アプリをダウンロードしなくてもWebブラウザ上から誰でも簡単にアクセスでき、登録・投稿に関しても、パソコンでも、モバイルでも利用できる。唯一無二のユーザー名は登録先着順となるため、早めに登録することで好みのユーザー名で利用できる。現在「いいね」機能はありるが、「フォロー」機能はまだ導入していな。追加の機能の導入などは、ユーザーの意見を参考にしながら判断するという。
旅行記・デジタルマップをFacebookやX等のSNSを通じて共有する際は、最初の1枚の写真がプレビュー写真として表示される。
(2) AIが自動で概要作成・多言語翻訳を実施
ある場所の写真記事が投稿されると、ユーザー投稿による文章に加えて、AIが補足概要を自動生成した上で、両文章が多言語翻訳される(現在は日本語・英語・中国語・フランス語・スペイン語の5カ国語、対応言語は大幅追加予定)。そのため、世界中の読者に写真記事を読んでもらいやすい仕組みとなっている。
AIによる不正確な情報が生成されることもあるため、近い将来には編集提案機能を実装予定。ユーザ―の意見を取り入れながら、より精度の高い観光プラットフォームに成長させていくことを目標としている。
(3) ハッシュタグも翻訳・文字を超えて概念で繋ぐタグ
従来のSNSでは「#紅葉」のように日本語でハッシュタグをつけても、日本語を読めない海外の方に閲覧されづらい課題があった。「Japan Travelog」では、言語表示を切り替えた際にハッシュタグも含めて翻訳する機能を実装。また、文字を超えて概念で繋ぐことを試みているため「#紅葉」は「#Autumn_Leaf」や「#秋叶」、「#Feuille_d’automne」、「#Hoja_de_otono」の投稿と一緒に表示される可能性が高くなっている。その結果、特定の言語で投稿しても、言語の壁を超えて世界中の方に閲覧されやすくなっている。
#桜や#紅葉、#温泉、#ラーメン等、50以上の代表的なハッシュタグにおいてはアイコンも表示しており、視覚的に各ハッシュタグページに遷移しやすくなっている。