AI議事録自動作成ツール「Notta」、強力な編集機能を備えたAIテンプレートを導入

「会話から無限大の価値を発見」をビジョンとするNottaは22日、自社プロダクトであるAI議事録自動作成ツール「Notta」のAI要約機能を進化させ、より強力な編集機能を備えたAIテンプレートを新たに導したと発表した。

新たに追加されたデフォルトテンプレートでは、「要約」「チャプター」「行動項目」の3種類があり、単純な要約だけでなくさまざまな知見を得られる。1クリックするだけで、わずか数分の間に文字起こししたテキストをデフォルトテンプレートに沿って自動的に要約する。議事録や報告書の作成時にも、文章を読んで理解してまとめる作業は不要。

また、「Notta」のエンタープライズプランを利用するユーザーは、テンプレートをカスタマイズすることができる。ユーザーはプロンプトを入力することで、自身のニーズに合わせた議事録や報告書を手軽に作成できる。この柔軟性は、様々な業界やビジネスシーンにおいて、効果的なコミュニケーションと的確な意思決定をサポートする。

「Notta」は、生産性向上と残業時間の削減を目指し、様々な機能を追加し進化している。これまで、個人利用者に加え、企業、政府機関、学術機関など、幅広い分野で使用されている。

AI要約機能においては、情報の迅速な整理と要点抽出を通じて時間節約を促進し、効果的なコミュニケーションと正確な情報伝達が可能になる。ビジネスや日常の活動において、迅速かつ的確な意思決定を支援する。

しかし、ミーティング後の議事録作成においては手間がかかるという問題が残っている。そこで、「Notta」はこの課題に対処し、より効率的かつ効果的な議事録作成を可能にするためにAI要約機能の向上に取り組んでいる。今後も現状に満足せず、AIの有効活用により、Nottaはより良い機能の向上に取り組んでいくという。

■AI テンプレートの使い方
1.「標準テンプレート」をクリックし、右側の文字起こし内容に基づき、デフォルトテンプレートを利用し、要約文が生成

2.新しい行にカーソルを合わせると左側に表示される 「+」をクリックし、または新しい行に「/」を入力すると、メニューが表示

3.ブロックの前にカーソルを合わせると、ドラッグ&ドロップして、ブロックごとに移動することができる

4.テンプレートを追加するには、「テンプレートを追加」をクリックし、編集画面でタイトルを入力し、「プロンプトを挿入」をクリックして選択後、「保存」をクリック

関連URL

「Notta」
Notta

関連記事

注目記事

  1. 2024-7-25

    ロボットバンク、【追従機能付き】自律走行搬送ロボットを発表

    ロボットバンクは24日、追従機能付きの自律走行搬送ロボットの販売開始を発表致した。 本製品は、…
  2. 2024-7-25

    DNP、全国の自治体が共同で利用可能な「メタバース役所」の提供を開始

    大日本印刷(DNP)は24日、生活者が自治体の各種サービスをインターネット上の仮想空間・メタバースで…
  3. 2024-7-19

    人機一体、直感的な操作システム搭載人型重機が JR西日本の鉄道設備メンテナンスに導入

    人機一体は17日、同社のロボット工学技術が搭載された初めての製品となる「多機能鉄道重機」が、7 月か…
  4. 2024-7-17

    順天堂大学、AIを用いた脳容積解析ソフトウェアを開発

    順天堂は16日、順天堂大学保健医療学部診療放射線学科の後藤政実 先任准教授、京極伸介 教授、代田浩之…
  5. 2024-7-12

    生成AIによるオススメフォントのアドバイスサービス「DynaGPT」リリース記念キャンペーン

    主に文字フォント開発、およびその関連製品の開発・販売・保守を行う、ダイナコムウェアは、生成AIによる…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る