JTPは7日、組織での生成AI活用を支援する「Third AI生成AIソリューション」で、生成AI利用者のリテラシー向上を目的とした教育サービスを、2月1日に正式リリースしたと発表した。
同サービスは、ChatGPT初学者や組織におけるChatGPT活用促進担当者を対象に、プロンプトの構造や精度向上のノウハウを学習できる。なお、本サービスはすでに多数の顧客に利用されている。
生成AIの技術が急速に進化し、実社会での利用が増える中、生成AIを導入したものの実務への活用に課題を抱えている組織は少なくない。AI導入を目的化せず、広範囲にわたる職務領域において効果的に活用するためには、利用者のAIリテラシーが重要。そこで、最新の情報に基づいてChatGPTの基礎から実践的なスキルを習得できる教育サービスの提供を開始する。本サービスを通じて、ビジネスにおける生成AIのさらなる活用をサポートする。
■サービス概要
本サービスは、基礎編と応用編の2つのコースで構成されている。オンライン形式の講義で、受講者はインストラクターに直接質問することができる。
1.基礎編
ChatGPTを始めて利用する人やこれから始める人向けのコース。生成AIの基本概念や、AIから的確な回答を得るための指示情報である「プロンプト」の基礎を解説する。基本的なプロンプトの構造をハンズオン形式で学び、要望に応じたプロンプトを記述できるようになる。
2.応用編
すでにChatGPT活用に取り組んでおり、さらなる回答精度の向上を目指す人向けのコース。回答結果を左右するシステムパラメータの使い方やプロンプトエンジニアリングの手法を事例に基づいて解説。状況に応じてプロンプトをカスタマイズするスキルを習得できる。