PIAZZA、西武鉄道×生成AIを活用した紙チラシDXサービス「チラデジ」で連携開始

西武鉄道とPIAZZAは18日、PIAZZAが開発した生成AIによる紙チラシDXサービス「チラデジ」を活用して、西武線沿線に分散している地域イベント情報をデジタルで一元化する取り組みを開始すると発表した。

チラシやポスターなどの紙媒体での発信に依存していた地域イベント情報をWeb化することで、地元のお出かけ機会を増加させ、今まで接点のなかったイベント主催者と参加者をつなぎぐ。これにより、地域イベントに参加する機会を増やし、地域イベントを活性化させることで、地域での接点を創出し、人と人との交流を通じた地域・沿線への愛着の醸成を目指すという。

第1弾として、西武鉄道主体のイベント情報に加え、西武鉄道の主要幹線の結節点であり、近年再開発が進み、転入者が増えている所沢市周辺の地域イベント情報から配信を開始しする。

西武線沿線の他地域での展開も視野に入れ、両社で取り組んでいく。

「チラデジ」は、テクノロジーを駆使した次世代の街づくりを支援するPIAZZAが開発した、紙媒体での情報をデジタルデータに変換できるDXサービス。

《チラデジの特徴》
①「OCR」と「ChatGPT」を活用
写真に撮った紙チラシの内容を、文字を読みとりデジタルの文字コードに変換する「OCR」が読み取り、自動で文章の作成・要約が可能な生成AI「ChatGPT」が概要を要約する。
②カレンダーとの連携機能
カレンダーアプリとの連携が可能となっているため、予定の管理もしやすくなっている。
③操作がシンプルなので情報提供が簡単
情報提供に専門的なスキルは不要なため、情報の流量増加・コミュニティへの相互貢献につながり、地域活性が期待できる。今後は、住民からのイベント情報もインプットできる仕組みを導入予定。

今回の取り組み概要

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