言語AIの世界的リーダーであるDeepL(ドイツケルン市)は25日、ビジネス用にカスタマイズされた最新サービス「DeepL Write Pro」を発表した。
本サービスは、同社独自のLLM(大規模言語モデル)を採用したDeepL初のサービスであり、あらゆる種類のビジネスコンテンツを執筆するナレッジワーカーの仕事に革新的な変化をもたらすという。DeepL Write Proは、社内の重要な言語コミュニケーションから顧客向けのメッセージ、契約書などに幅広く活用でき、企業活動における正確かつ安全なグローバルコミュニケーションの実現を支援する。
DeepL Write Proは、テキストを自動生成する一般的な生成AIツールやルールベースの文章校正ツールとは異なり、リアルタイムにAIを活用することで適切な言葉の選択・言い回し・文体・語調の提案を行い文章を磨き上げていくことで、下書き作成の段階から執筆者を創造的に支援するす。この独自のアプローチにより、ユーザーとAIの間に創造的な相乗効果を生み出し、執筆者の真の意図を汲み取りながら文章に反映していく。DeepL Write Proの強みは、執筆する言語の習熟度に関係なく、執筆者の言語コミュニケーションを洗練させ、状況を限定することなくいかなる相手に対しても適切な言葉を見つけることができることにある。
DeepL Write Proは、グローバルに言語AIを提供する当社の技術と製品群を拡張させるもの。DeepLの主力製品である「DeepL翻訳」は、高度な精度と安全性によって世界の10万社以上の企業から信頼され利用されている。DeepL翻訳を利用する顧客は、DeepL Write Proが追加されたことで、グローバルなビジネス成長を可能にする最先端の言語AIをビジネスコミュニケーションツールとして新たに手に入れたと言える。