心の羅針盤は、経営の核心となる『理念』をAI技術によってLINE公式アカウントに対応したチャットボット機能にすることで、革新的な人材育成するサービスを提供している。
同社は4月30日、アニメートエンタープライズ社で、社員教育プログラムや企業研修を学習した内容をAIが回答する次世代サポートシステム『指導の達人AI』を導入したと発表した。
同サービスは、アニメートエンタープライズ社代表取締役 野津浩嗣氏の執筆した書籍や研修プログラム基づいて、経営層から一般従業員まで、あらゆる指導に関する悩みを、LINEで気軽に相談すると、AIが回答し研修内容をフォローするというAI搭載のLINE公式アカウントに対応したチャットボットを提供している。
同社が開発を依頼された背景には、研修業界が直面している複数の課題が関係しているという。これらの課題は、研修の効果を長期にわたって持続させることの難しさに起因している。
<研修業界の課題>
定着率の低さ:研修後1カ月も経過すると、受講者は習得した知識やスキルを忘れがち。
フォローアップの難しさ:研修が終了した後、講師や企業の担当者が全ての受講者に対してフォローアップを行うことは現実的ではない。
受講者の質問への抵抗:受講者自身が研修の内容について質問や確認をすることに対し、担当者への抵抗感を感じる場合がある。
これらの課題は、研修プログラムの成果を最大化し、知識の定着を促進するために解決すべき重要なポイント。
そのため、この課題を解決するためにAIの活用を考えた。
研修業界ではまだAIの活用事例が少ないため、AIを先駆けて活用することで他の研修会社と差をつけ、研修の効果を最大限にすることができる。
これにより、受講者は研修内容を自ら積極的に復習し、学習を深めるサービスを提供できるようになった。
◼️導入後の成果
「指導の達人AI」の導入により、研修内容をAI化させることで、ユーザーが管理職やリーダー、一般社員どの立場でも直面する、部下とのコミュニケーション、面接の進め方、モチベーション低下に悩む部下への適切な対応策など。
指導に関する幅広い相談に最適な解決策を24時間365日気軽に再確認することが可能になり、研修の満足度も向上した。
<導入メリット>
・研修終了後も指導の達人AIを通じて、研修リソースへのアクセスが可能。
・対話的な学習体験ができるため、分らないことを徹底的に相談できる。
・個別のフォローアップやサポートに多くの時間やリソースを割く必要がなくなった。
<実際の返答例>