4DL、非エンジニア向け実務でChatGPTを活用する実践型リスキリングプログラムを提供開始
- 2024/8/30
- 教育
- ChatGPT, リスキリングプログラム, 生成AI, 生成AI研修プログラム, 社員研修, 非エンジニア向け
4DL Technologies(4DL)は29日、非エンジニア向けに実務でChatGPTを活用するための実践型リスキリングプログラム「ANT-B1」を10月から提供開始すると発表した。
4DLが大手通信事業者を筆頭に提供しているエンタープライズクオリティのChatGPTソリューション開発ノウハウを、トレーニングプログラムに設計しなおし、非エンジニアのエンドユーザーが実務に活用できる生成AIスキルの実践向けの研修サービス。
ANT-B1は厚生労働省の助成金への対応も可能なプログラムとして設計され、社員教育予算の潤沢な大手企業だけではなく中小中堅企業導入サービスとなっている。
また、リスキリング、生成AI研修プログラムのメニュー化を検討されている研修エージェントとの連携を進めていく。
生成AIへの期待が高まる中、「ビジネス実務にどう組み込むか」「複雑なプロセスをプロンプトでどう表現するか」「安定的な生成物を出すプロンプトをどう組むか」という課題が多くのオフィスワークで浮上している。
その結果多くの企業は、「文章の誤脱チェック」「メール返信の作成」「企画書のアウトライン立案」など、決まったプロセス内での単純作業にChatGPTを利用している。
自然言語処理(NLP)技術の特徴により、初期の技術的ハードルは低く、ビジネス利用への浸透スピードを上げる一方で、複雑なビジネスプロセスを再現するには限界が発生している。
また一般論ではなく、自社の独自業務プロセスや競争戦略上の他社への差異化を生みだすプロンプトは、よくあるネットで得られる無料プロンプトやそのカスタマイズだけでは、こうした複雑なニーズに対応しきれないと4DLは考えている。
4DLプロンプトデザインは、複雑なビジネスプロセスをエンタープライズクオリティでChatGPT上に再現することを目指している。大手通信事業者で採用されている「ANC ser.(ChatGPTを活用したBtoBセールス部門の商談戦略立案ツール)」は、4DLプロンプトデザインを基盤としており、その生成クオリティの高さが評価されているという。