AZWAY、幸せおうち計画が「使ったことがある生成AI」についてアンケート調査

AZWAYが運営する、幸せおうち計画は19日、10代から60代以上までの521人を対象に「使ったことがある生成AI」についてアンケート調査の結果を発表した。

それによると、10代から60代以上までの回答者521人に「ChatGPTなどの生成AIツールを使ったことがあるか」について聞いたところ、「はい」が239人で45.9%、「いいえ」が282人で54.1%という結果になった。まだ半数には至らないが、4割以上の人が生成AIを使用した経験を持っていることがわかる。

また、年収別に「生成AIの使用経験」を分析したところ、300万円以下の人では「使用経験がない」人が63.2%だったのに対し、1000万円以上の人では「使用経験がない」人は25%と年収300万円以下の人の半分以下という結果に。年収が高い人ほど、生成AIツールを使用した経験があり、新しいものに関心があることがわかった。

続いて、「仕事で生成AIツールを活用している頻度」について聞いたところ、「全く活用していない」が63.3%、「あまり活用していない」が12.1%、「週に何度か活用している」が10.9%という結果になった。6割以上の人が「全く活用していない」を選んでいるが、約25%の人が活用していることもわかっており、今後活用の割合が増えていくことが予想される。

また、「プライベートで生成AIツールを活用している頻度」について聞いたところ、「全く活用していない」が1位で58.3%、「あまり活用していない」が2位で19.8%、「月に何度か活用している」が3位で8.3%という結果になった。「月に何度か活用している」「週に何度か活用している」「毎日のように活用している」を選んだ人の合計の割合は、仕事のときより若干少ない傾向にあり、生成AIツールは仕事で使われることの方が多いことがわかった。

最後に、「使ったことがある生成AIツール」について聞いたところ、1位が「ChatGPT」で226人、2位が「Microsoft Copilot」で32人、3位が「Gemini」で28人という結果になった。4位以降は一桁の得票となっており、上位3ツール以外はほとんど使われていないという現状が見えてきた。

全ての集計結果データ

調査概要
調査対象:10代から60代以上までの人
調査期間:2024年8月4日〜9月21日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:521人(女性 314人/男性 207人)
回答者の年齢:10代3.8%、20代19.8%、30代34%、40代26.5%、50代14.8%、60代以上5%

関連URL

幸せおうち計画
AZWAY

関連記事

注目記事

  1. 2024-12-11

    Spectee、兵庫県神戸市のAIリアルタイム防災・危機管理サービス「Spectee Pro」導入事例を公開

    防災テックスタートアップのSpecteeは10日、提供するAIリアルタイム防災・危機管理サービス「S…
  2. 2024-12-6

    ホープリヴス、AI映画プロジェクトがクラウドファンディング目標額100%を達成

    ホープリヴスは5日、AI技術と創造性の新たな境界線を押し広げる画期的なプロジェクト、AI短編映画「E…
  3. 2024-12-4

    富士キメラ総研、生成AI関連の国内市場を調査

    マーケティング&コンサルテーションの富士キメラ総研は3日、対話型AI「ChatGPT」の登場以降、注…
  4. 2024-11-13

    手術室の主役は「人」から「AI・ロボット」へ 病院に於ける「AI・ロボット」の利用状況

    AIホスピタルは、医療分野における革新的な取り組みとして注目されている。特に「AI・ロボット」は、病…
  5. 2024-11-2

    「AI博覧会 Osaka 2025」2025年1月22日~1月23日開催

    AIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは、2025年1月22日(水)~1月…

カテゴリー

最近の投稿

ページ上部へ戻る