生成AIを社会に実装し、産業の再構築を目指す生成AI活用普及協会(英称:Association to Generalize Utilization of Generative AI=GUGA)は7日、生成AI人材を採用する意志を表明する共同プロジェクト「生成AI人材採用宣言プロジェクト2025に賛同する企業・団体の募集を開始した。
92の企業・団体が賛同した2024年に引き続き、生成AIを活用するリテラシー・スキルを有する生成AI人材の必要性を求職者に訴えかけ、日本社会が前進するきっかけの創出を目指す。
生成AIの台頭を受け、全てのビジネスパーソンに求められるリテラシー・スキルは変化している。また、生成AI導入・活用を推進する企業においては、「利用率の壁」に直面するケースが目立ち、利用率向上・活用定着に向けて、従業員の生成AIリスキリングの必要性がますます高まっている。
しかし、生成AIリスキリングにはモデルケースが少なく、個人の立場からすると、生成AIを安全に活用するためのリテラシーおよびスキルを習得することが、「どのくらい求められているのか?」「どのようなメリットにつながるのか?」ということが分かりにくい状況が伺える。GUGAが2024年11月に開催した「生成AIリテラシー診断」では、生成AIリテラシー偏差値が49以下の参加者は全体の約85%を占め、多くの人々が生成AIリテラシーを十分に習得できていない可能性も明らかになった。
このような状況に対し、日本社会全体の生成AIリスキリングの加速を目的に、2024年に引き続き、2025年も本プロジェクトを実施する。賛同する企業・団体とともに、生成AIを活用するリテラシー・スキルを有する生成AI人材の必要性を求職者に訴えかけ、日本社会が前進するきっかけの創出を目指すという。
<募集概要>
名称:生成AI人材採用宣言プロジェクト2025
主催:一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)
特別協力:HR NOTE ランサーズほか
募集対象:生成AI人材の採用に前向きに取り組んでいる企業・団体
協賛費用:無料
エントリー特典:①「生成AI人材採用宣言」ロゴをPR活動において自由にご利用可能
②生成AI人材に関する求人情報を特設ページ内にて掲載(任意)
エントリー期間:2025年1月7日(火)〜1月31日(金)