グローカルMA、ChatGPTを活用したメール改善システム「件名AI」提供開始

「本物のマーケティングオートメーション(MA)」の導入を支援するグローカルMAは28日、最も効果的なメールの件名をChatGPTなどの人工知能(AI)を活用して算出し、メールマーケティングの接触率を最大化させるサービス「件名AI」の提供を5月から開始したと発表した。

提供開始に先立ち、SBI新生銀行協力のもと約1カ月間、本サービスを試験導入した。その結果、対象となるメールの開封率が50.2%から59.6%へと大幅な改善を見せたという。

なお本システムは、ChatGPT導入前サービスは特許取得済、導入後サービスも既に特許出願済だという。

当社の福嶋信代表は長年、大手企業を中心にMAの導入および運用支援を行ってきた。同社サービス開始後も含め培ってきたMAによるビジネス効果創出のノウハウを活用し、どのようなメール件名が最も開封されるかを理論化、AI学習を経て、配信対象ユーザー一人ひとりに最適な件名を自動で割り当てをおこない配信するサービスとして開発し、提供開始にいたった。

「件名AI」が最も効果的な件名を算出する仕組み

STEP1:「件名自動生成AI」の実行
商品紹介サイトなどのコンテンツに基づき、ChatGPT(AI)などを用いて自動的に複数の件名候補を抽出する。

STEP2:「件名AI」の実行
配信対象ユーザーごとに最適な件名を判定するため、件名やユーザーの行動情報、属性情報等を基に、メールの開封結果を予測する「件名AI」を実行し、開封率の予測値を「開封スコア」として算出する。

STEP3:最適な件名を選択
上記で算出された「開封スコア」を基に対象ユーザーごとに最も効果が見込まれる件名を選定、配信する。なお、送信の際は「件名自動生成AI」で抽出された件名だけでなく、ビジネス担当者が検討した件名も同時に使用し、効果比較をおこなうことができる。

「件名AI」への申込・問合せ方法

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