バレットグループ、ChatGPT活用し透析患者のコミュニケーションを円滑化する「AI透析ステーション」開発
バレットグループのシステムデベロップメントカンパニー(SDC)は21日、練馬桜台クリニックとともに、「患者満足度」と「医療の質」の向上をめざしてChatGPTを含む最新のテクノロジーを活用した「AI透析ステーション」の開発に取り組み、実証実験を開始したと発表した。
AI透析ステーションとは、透析患者ならびに家族の透析に関する疑問点や愁訴を画面に語り掛けることで、AIが回答を生成し即座にバーチャル医療スタッフが音声&文字により回答をフィードバックするWebアプリ。*特許出願中
今回共同開発した「AI透析ステーション」には、同社が得意とするAI領域の開発経験を最大限活かすだけでなく、ChatGPTなど最新技術も積極的に取り入れた。これまで社内で研究を重ねてきた画像・音声認識の技術を駆使して、実際に「人」が寄り添い、対応してくれているかのようなビジュアルを実装することにこだわるなど、患者の不安を少しでも拭えるような工夫を多数実装している。
◆「AI透析ステーション」が取り組む課題について
・透析患者ならびに患者ご家族のお困りごとを分かりやすく円滑なコミュニケーションで解消する
・透析患者の健康への知識を豊かにし、インプットの機会を増やす
・医療スタッフによる患者コミュニケーションの効率を高める