アイスマイリー、AIsmiley AI PRODUCTS AWARD 2023 Summer のグランプリ発表
AIポータルメディア「AIsmiley」を運営するアイスマイリーは10日、独自のデータに基づき2023年度に活躍した部門別のランキングと、今後ニーズ拡大が予想される製品を発表した。
AI技術は急速に進歩しており、様々な産業や領域で活用されている。車の自動運転や音声アシスタント、顔認識システム、オートメーションツールなど多くのAI製品が市場に登場している。今後も新たな展開や利用方法が予想されるが、今回は2023年度部門別グランプリおよび今後のトレンド予想を発表した。
●2023年度 部門別グランプリ
AIsmileyで今年最も注目された製品を発表する「AIsmiley AI PRODUCTS AWARD」。2023年最も人気があった製品をAIプロダクト部門別形式で発表。このグランプリは、2023年1月~6月までの期間に編集部がメディア運営による問い合わせなどの独自のデータにもとに選定し決定したもの。
ChatGPT連携サービス部門 neoAI「ChatGPT等 生成AI導入支援サービス」
neoAIの提供する「ChatGPT等 生成AI導入支援サービス」がChatGPT連携サービス部門で選ばれた。生成AI活用に向けた論点整理・要件定義から開発・導入までを一気通貫して支援するサービス。neoLLMモジュールという独自のソフトウェア群をカスタマイズすることで、高速かつ最適なソリューションを提供する。
チャットボット部門 ネオス「OfficeBot powered by ChatGPT API.」
チャットボット部門からは、ネオスが提供する「OfficeBot powered by ChatGPT API」。ChatGPTの解釈性と文章生成能力を駆使し、ユーザーの質問に対しても組織固有の情報をもとに高度な文章表現で説明を行う。FAQだけでなく、問合せ履歴、各種資料、WEBの情報から自動応答することで、業務効率化やナレッジマネジメントを促進でき、幅広く対応できる点も魅了の一つ。
画像認識・画像解析部門 NDIソリューションズ「nVision」
画像認識・画像解析部門ではNDIソリューションズが提供する「nVision」。物体検出や画像分類、動画内のアクション検出など、データとデジタル技術を利用することで画像認識AI技術を活用できる。様々な業務に適用し、業務プロセスの分析から業務システムへの組込みまでワンストップでサービスを提供する。
●2023年度 NEXT AI TREND
AIはさまざまな産業や領域での応用が拡大していき、自動化や予測分析、顧客サービスなど多くの分野でAIの活用が増えることが予想される。今後、ニーズ拡大が予想される2製品を紹介。
議事録作成AI部門 時空テクノロジーズ「ログミーツ powered by GPT-3/4」
「ログミーツ powered by GPT-3/4」は、対面&ウェブ両会議に対応したAI議事録・メモ作成支援機能と、誰でもワンボタンでAI要約・分析・翻訳などを行えるGPT機能を搭載したツールとして注目されている。全国の自治体や企業に導入されており、今後も伸びると予想されるため選出された。
AI受託開発部門 SREホールディングス「AI導入・活用支援サービス」
「AI導入・活用支援サービス」は、リアルビジネスに精通した専門家が、顧客の目的や予算に応じた最適なAIの活用方法を提案する。また、テーラーメイド型のAIコンサルティングサービスを提供する観点で高い実用性があり、今後の成長に期待できるため選出された。