八楽は23日、同社が提供するAI+人で生産性を高めるAI翻訳プラットフォーム「ヤラクゼン」がVer.5.0にアップデートし、新機能を追加したことを発表した。
スタートページと編集ページの向上に加え、ユーザーの種類ごとにエクスポートが可能になった。また、翻訳エンジン「Papago」も標準搭載される。
ヤラクゼンは昨今、1000名以上のユーザーが利用する大手グローバル企業においての全社導入が増えているという。そして、ヤラクゼンを利用する大企業のユーザーから、「もっと英語が苦手なユーザーにも使いやすく改善してほしい」「気軽にスピーディーに読む目的で利用するライトユーザー向けのUIにしてほしい」といったリクエストが多い。
そこで、この度ヤラクゼンは、ライトユーザーが多く使う「テキスト翻訳」のUIを一新し、従来のスタートページと編集ページを統合。これにより直感的に利用できるUIにアップデートする。
また、WordやExcelなどの「ファイル翻訳」においては、「レイアウトを確認しながら同時に翻訳編集をしたい」という要望に応え、レイアウトを確認する「プレビュー」と翻訳編集を行う「並列ビュー」を同時に表示するUIにアップデートする。
AI翻訳プラットフォーム「ヤラクゼン」の新機能
1. 原文言語の自動検出(テキスト翻訳時)
【新スタートページ】
新しいスタートページでは、ログイン後のスタートページが廃止され、左側に原文、右側に訳文の画面が表示される。テキスト翻訳では、原文言語を自動検出して訳文を表示する。ファイル翻訳では、原文/訳文言語・エンジンを選択して翻訳を開始する。編集ページでは、プレビューが上、並列ビューが下に表示される。
2. ファイル翻訳におけるプレビューと並列ビューの同時表示
また、ファイル翻訳の編集ページも新しくなった。従来の「並列ビュー」や「右サイドパネル」に加えて、アップロードしたファイルのプレビューを確認できる機能を実装した。