AI警備システム「AI Security asilla」、グローブシップの管理ビルで実証実験を開始
世界トップクラスの行動認識AIを独自開発するアジラは23日、グローブシップが管理を行うビルで、AI警備システム「AI Security asilla」を導入し、異常な行動や不審な行動の即時検知を目的とした実証実験を開始すると発表した。
昨今、ビジネスパーソンを中心に不特定多数の人々が出入りするオフィスビルでは、ビルのセキュリティの確保や利用者や来訪者の安全確保が重要な課題となっている。
このような背景を踏まえ、グローブシップでは更なるオフィスビル警備の質の向上を目的として、自社管理を行うオフィスビルを対象にAI警備システム「asilla」の実証実験を開始した。
世界トップクラスの行動認識AIを採用した「asilla」は、人の動きに対する検知精度が高く、屋外での迷惑行為・不審行動の早期発見やエスカレーターなどの転倒事故などへの迅速な対応、施設内における侵入禁止の早期検知が可能。
これにより、警備の高度化やビル施設運営の効率化を図り、施設を利用する人々に安心と安全を提供する。
■実証実験の概要
期間:2023年8月21日~(3カ月間)
対象カメラ台数:9台
導入目的:施設内警備の強化、来客者の快適性向上
■実証実験の運用イメージ
■AI警備システム「AI Security asilla』
「asilla」は、世界トップクラスの行動認識技術を基にしたAI警備システム。既存のカメラをAI化し、異常行動や不審行動を検出したときのみ、瞬時に映像を通知する。映像をモニタリングする警備員の業務を軽減でき、見逃しや見落としも無くすことができる。