自律走行技術を活用したロボット開発を手掛けるGAUSIUM(Gaussian Robotics:シンガポール)と配膳ロボット開発メーカーのKeenon Robotics(中国上海)は29日、日本での協力体制を強化し、合弁会社を設立すると発表した。
自律型清掃・サービスロボットのリーディングカンパニーのGAUSIUMと配膳ロボットのリーディングカンパニーであるKEENONは合弁会社を通じて両社のプロダクトラインや販売チャネル、販売ネットワークを統合する。
合弁会社は両社のプロダクトとテクノロジーを最大限に活用し、日本市場にマッチした製品の開発を手掛け、日本の大手企業とグローバルパートナーシップを通じて販路拡大とサービスロボットの普及を加速させていく。
GAUSIUMとKEENONは、日本の大手パートナーと2年以上に渡り日本で製品展開しており、多くのユーザーから高評価を得てきました。両社は日本向けにローカライズしたサービスロボットを共同で開発し、新たなブランドでマーケットを拡大させ、日本でのサービスネットワークの構築により、あらゆる分野での活用を促進し、利用率を向上させる。
GAUSIUMとKEENONの共同開発は、単なる製品の「組み合わせ」に留まらず、綿密に練ったマーケティング戦略と製品価値に基づき、戦略的なアップグレードとなる。
サービスロボット業界の成熟度が増しており、市場競争の激化に備えて両社の特性を活かした、日本市場に根ざしたブランドを構築し、研究開発や生産能力と統合して競争を勝ち抜く技術力を高めていく。
両社のサービスロボットは、製品と技術の面で優位性をもっており、日本での展開においても相乗効果が期待される。販売チャネルの最適化を図り、新たなパートナーと連携していくとしている。