RPAホールディングスの子会社で、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)/Digital Labor(仮想知的労働者)のベーステクノロジーを提供するRPAテクノロジーズは31日、NECマネジメントパートナーの、年間20万時間以上の業務削除効果の8割を担う「BizRobo!」導入事例を公開した。
日本電気(NEC)グループのスタッフ部門を収容するNECマネジメントパートナーは、2016年度からNECグループ全体の業務改革推進プロジェクトに着手し、その業務改革の解決手段の1つとしてRPA導入が進められた。2020年5月現在、NECグループの経理・財務、人事・総務、資材調達、営業バックオフィス、情報システム等、さまざまな部門を対象に158業務でRPAツールの導入が進められ、716体のロボットが稼働しているという。削減効果として、社全体での年間20万時間以上に及び、そのうち8割が、RPAテクノロジーズが提供するRPAツール「BizRobo!」であると算出された。
「BizRobo!」導入においては、国内実績の他、コストパフォーマンスの高さを評価した他、業務の自動化の活動範囲幅の高度化により、緊急事態や、今回のコロナ禍においても、在宅勤務をスムーズに後押しするなど、コストメリットの良さを実証しているという。