AIケアプラン作成支援システム「SOIN」、山梨県中央市のケアプラン点検ソフトに採用
- 2024/5/10
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シーディーアイ(CDI)は8日、同社のAIケアプラン作成支援システム「SOIN(そわん)」が、山梨県中央市が実施するケアプラン点検業務支援ソフトウエアとして採用されたと発表した。
2020年に国産「AIケアプラン作成支援システム」としてリリースされた「SOIN」は、現在有償会員が3万人を超え、AIケアプラン領域において圧倒的な実績を獲得している。
「SOIN」は、AIが学習した自立支援の事例を含む膨大なデータをもとに、現在の高齢者と状態像が近い過去の高齢者の事例を抽出し、要介護状態の維持または改善に寄与するケアプランの提案を行う。ケアマネジャーはAIから提案されたプランや将来の状態予測を参照しながら、自身が作成したケアプランと比較し、より質の高いケアプランを作成することができる。また、「生成系AI活用機能」「適切なケアマネジメント手法への対応機能」等でケアマネジャー業務の支援機能を更に強化している。
山梨県中央市は、ケアプラン点検に科学的視点を導入すると同時に、ケアマネジャーの能力向上と負担軽減も狙いとしている。
CDIは今後も、ケアプランの質的向上、科学的視点を持ち自立支援を志向するケアマネジャー育成に貢献するだけでなく、全国の自治体の介護給付費の適正化や地域全体の介護サービスの質の向上、介護支援体制の強化にも貢献していくとしている。