JTP、「Third AI 生成AIソリューション」が最新の生成AIモデルo3-miniに対応完了
AIインテグレーションサービス「Third AI」を提供するJTPは3日、生成AIのビジネス活用を支援する「Third AI 生成AIソリューション」において、最新の生成AIモデルであるOpenAI o3-mini(o3-mini)への対応が完了したことを発表した。
o3-miniは、OpenAIが2025年1月31日(米国時間)に発表した生成AIモデルで、従来の推論モデルの中で最も費用対効果に優れているという。このモデルは、数学、コーディング、科学などの分野において、前世代の標準推論モデルであるo1に匹敵するインテリジェンスを備え、前世代の小型推論モデルであるo1-miniよりも迅速かつ正確な応答を実現する。さらに、o3-miniは、関数呼び出し(Function calling)、構造化出力(Structured Outputs)、開発者向けメッセージ(Developer messages)にも対応している。
Third AI 生成AIソリューションでは、既存の実装済みモデルに加えて、最新モデルへの迅速な対応を行うことで、顧客へ多様な選択肢を提供し、独自のニーズに最適なモデルを利用できる。
Third AI 生成AIソリューションは、企業や組織における生成AIのセキュアな利用を実現する。生成AIアプリケーションを、顧客自身が契約するクラウド環境にシングルテナントでインストールすることにより、高いセキュリティを担保する。SaaSとして開発されているアプリケーションのため、新機能の追加やセキュリティ強化などが定期的に行われることが特徴。
また、生成AIを利用した文章/画像生成、音声での入出力などマルチモーダルな対応が可能。さらに、あらかじめ連携された組織内のファイル及びユーザーが提供したファイルに基づいて、問い(プロンプト)に対する回答を生成する機能をはじめ、顧客のニーズに応じたさまざまな拡張機能も提供可能。これらの機能は、直感的で使いやすいWeb UI(ユーザーインターフェース)を通じて操作できるため、誰でもスムーズに利用することができる。