175カ国で100万以上のショップが日々運営されている世界最大級のマルチチャネルコマースプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」を展開する日本法人Shopify Japanは29日、日本向け新サービスを順次開始すると発表した。
新型コロナウイルス感染症により事業者と消費者の双方でオンライン化が進む今、最新のコマースソリューションが求められていることを受け、実店舗とネットショップを一元管理できるPOS機能の日本ローンチ、Shopify ペイメントがジェーシービー(JCB)のカード決済に対応、そして新たなオンライン決済にキャッシュレス決済サービス「PayPay(ペイペイ)」を追加、そして既存のネットショップを簡単にShopifyへ移行できるツールなどを提供する。
2020年、最も大きな問題の1つとなっている新型コロナウイルス感染症の拡大は、経済活動の収縮による大幅な景気後退が懸念される一方で、オンラインで物を購入するなど消費者のデジタルサービス利用を加速、小売業界を10年先へと押し進めまた。
人々の消費行動の変化に合わせて、事業者も従来の店頭販売だけでなく、自社ブランドのウェブサイト運営、マーケットプレイスへの参入、ソーシャルメディアやその他のチャネルを活用し「DX(デジタルトランスフォーメーション)」を推進する企業が増えてきている。
コロナ禍をきっかけに浮き彫りとなった消費者の行動変容に合わせ変化せざるを得ない事業者に対し、Shopifyはこれまで様々なサポートを行ってきた。特に小売・外食・食品業界においては、売上が減少した外出自粛期間中から、事業存続の要となる数多くのサービスを個人および中小企業など幅広い事業者に対し提供し、困難な時期を共に乗り越えるパートナーとして寄り添ってきたという。各地方自治体と協力してデジタル化を促す無償オンラインイベントを開催するなど、様々な支援サービスを提供している。
関連URL
実店舗とネットショップを連携させるShopify POS
Shopifyストアへ移行するツール
教育プログラムへの参加を希望するフリーランス
Shopify