三井情報、AIの民主化をリードするDataRobotと販売代理店契約を締結
- 2020/10/9
- ビジネス
- AI, AIの民主化, AIプラットフォーム, 販売代理店契約
三井情報は9日、エンタープライズAIプラットフォームを提供するDataRobot, Inc.(米国マサチューセッツ州)と販売代理店契約を締結したと発表した。
三井情報が持つデータ分析における知見と、エンタープライズAIプラットフォーム「DataRobot」を組み合わせ、あらゆる業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、新たなビジネス価値の創出を支援する。
近年、内閣府が2016年に提唱した我が国が目指すべき未来社会の姿とされる「Society 5.0」の発表をきっかけに国内では、これまでに蓄積してきたビッグデータを活用した新たな価値の創出が進められている。その中でもAIは様々な分野で活用が進んでおり、誰でもAIが使えるようにする「AIの民主化」がすべての業界で求められている。
「DataRobot」は世界の優れたデータサイエンスの知識が結集されたエンタープライズAIプラットフォームで、データサイエンスやプログラミングの知見がなくとも、データを投入すれば画面上のクリック操作のみで簡単に機械学習モデルを作成できる。そのため、現場で働くユーザー自身が機械学習モデルを作成し、現場知見を踏まえた分析や予測を行うことができる。
三井情報ではこれまでに製造業、スポーツ産業、流通業等の様々な業界におけるDXプロジェクトを支援しており、その中で培ったデータ分析の知見を活かし企業がこれまでに蓄積した膨大なデータの整理の支援やコンサルティングを提供し、より精度の高い分析と機械学習プラットフォームの導入をサポートするという。