リンクアンドコミュニケーションは20日、大阪府堺市・東京海上日動火災保険と連携し、リンクアンドコミュニケーションが提供するAI健康アプリ「カロママ プラス」を用いた堺市内事業者向けの健康増進実証プロジェクトを実施すると発表した。
実証期間は、2021年3月15日~2021年10月31日。対象は堺市内の中小規模事業所最大50社を予定しており、2021年1月20日から参加事業所の募集を開始した。
人口の高齢化が進む中で、堺市では市民の健康増進に向けた取組みを推進している。特に働き盛りである40~50歳代は運動不足や肥満等の健康課題が多い世代であり、当該世代に対する健康増進の取組みが重要となっているという。
こうしたことからリンクアンドコミュニケーションでは、堺市・東京海上日動火災保険と連携し、働き盛りの世代を中心とした世代の健康意識及び行動の変容を促すため、市内事業所の事業主・従業員を対象としたスマートシティの実証プロジェクトにてAI健康アドバイスアプリを提供する。
本実証プロジェクトでは、参加を希望する市内の中小規模の事業所の事業主・従業員に対し、無償でスマートフォン向けのAI健康アプリ「カロママ プラス」を提供し、事業所単位での健康増進活動を促すことで、働き盛りの世代の健康意識及び行動の変容を目指す。
対象者は日々の食事や運動、睡眠等のライフログをアプリに蓄積することで、AI管理栄養士による健康アドバイスを受けることができる。