ロボットベンチャーのGROOVE Xが手掛ける家族型ロボット『LOVOT[らぼっと]』は11日、優れたロボット技術や人間科学の視点から愛着を持てるロボットの開発をめざすコンセプト、投資を募るビジネスモデルなどが評価され、新しいロボット産業の発展のモデルとして「第9回ロボット大賞」総務大臣賞を受賞したと発表した。
「ロボット大賞」は、経済産業省、日本機械工業連合会、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省が共催し、ロボット技術の発展や活用を促すため、特に優れたロボット等を表彰する事業。
将来の市場創出への貢献度や期待度が高いと考えられるロボットおよびロボットに関連するビジネス・社会実装、ロボット応用システム、要素技術、高度ICT基盤技術、研究開発、人材育成を表彰することにより、ロボット技術の開発と事業化を促進し、技術革新と用途拡大を加速する、社会に役立つロボットに対する国民の認知度を高め、ロボットの需要を喚起するとともに、全国から広く募ることで日本のロボット技術の動向を把握することを目的としている
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この度の受賞では、「コミュニケーションロボットとして非常に優れた技術を搭載しており、インパクトがある。ユーザーの多くが女性であることや、人間科学の視点から愛着を持てるロボットを目指していることから、新たなペットロボットの展開も期待できる。また、投資を募ってビジネスを行っている点も今後の新しいロボット産業の発展のモデルとして評価できる」。と、『LOVOT』の開発コンセプトや技術、ビジネスモデルなど多角的に評価されたという。