AI Shift、AI自動音声対話システム「AI Messenger Voicebot」が三菱オートリースへ導入
AI対話カンパニーとして対話のDXを推進するAI Shiftは23日、AI自動音声対話システム「AI Messenger Voicebot」が、社内問い合わせ対応業務の効率化を目的として三菱オートリースに導入されたと発表した。
三菱オートリースでは、メンテナンスから保険までワンストップで対応可能なカーリースサービスを提供している。以前から、営業担当者や営業アシスタントからの保険契約手続きなどに関する電話問い合わせが多く、これまで社内ポータルサイトへのFAQ掲載やメールでの問い合わせ窓口の設置など自己解決を促す施策を実施してきた。その一方で、内線電話ですぐに聞けるという気軽さから浸透が難しいことに加え、コロナ禍において、メールでの問い合わせ件数の増加傾向もみられたため、事務作業に影響が出かねないと危惧し、問い合わせ業務の効率化を目的として、AI自動音声対話システム「AI Messenger Voicebot」を導入した。
「AI Messenger Voicebot」は、AIチャットボット「AI Messenger Chatbot」の開発において培ってきた対話戦略技術に、音声認識・音声合成技術を組み合わせることで、従来の音声ガイダンスとは異なり人間に近いインタラクティブな会話を可能にする電話応対の自動化サービス。
本サービスの導入により、特に問い合わせが多くみられた保険契約手続きに関して、定型的な回答で解決可能な内容を自動化することで、電話応対にかかる人的リソースの削減を目指すという。
また、時間を気にせずに問い合わせが可能であることや、人ではなくAIが対応することで、聞きづらい簡単な内容も気軽に質問できるようになり、利用者の利便性向上および自己解決促進も図れるという。