AIVTuber「紡ネン」、AIによって生成された最初のツイートをNFTで販売開始
Pictoriaは26日、機械学習を活用したAIVTuber「紡ネン」が生成した、一番初めのツイートを販売開始したと発表した。
本NFT(Non-Fungible Token)はAI(機械学習)を使ったVTuber「紡ネン」が最初に学習した言葉をもとに紡ぎ出した、初のツイート。また、AIVTuberによるNFTの販売は初の事例だという。
NFTとしてツイートを売買できるオークションサイト『Valuables(バリュアブルズ)』で実験的に販売を行う。
ツイートを所有するとは、まず最初に、元のツイートはTwitterに残る。購入しているのは、そのツイートの「デジタル証明書」。デジタル証明書はNFTと呼ばれ、Twitterで作成者の@handleによって署名されている。 NFTは、野球カードのサインのように、デジタルファイルの作成者のサインであり、ユニークで価値のあるものになっているという。
AIVTuber「紡ネン」は、AIを使って情報発信の精度を高めていくことにより、Twitterのリプライやタイムラインを対象とし、読者の言葉を機械学習する。また成長度合いに合わせて覚えられる言葉をあえて制限することで、日々成長していく様子を追うことができる。
機械学習を活用して生まれた言葉はTwitterに投稿され、読者のもとに届けられる。 読者から贈られてくる言葉の数が増えるにつれて、アップデートが重ねられ成長していくという。
ツイート販売の詳細
NFT名:「まるおつきさま」
NFT概要:この呟きはTwitterに集まったリプライを元に機械学習により生成したツイート。ひらがなしか学習できない、最初期に呟かれた。
販売時間:2021年3月25日 21:00-(日本時間) ※好評の場合早期に締め切る可能性がある。
販売場所:Valuables
販売価格(予定):1ドル〜