「AI×フィットネス」のOpt Fit(オプトフィット)は30日、1年以上の開発期間を経て、日本初となる、スポーツジム専用のAI化システム開発に成功したと発表した。AIでジム運営が180°変わる「GYMDX」は、5月6日Aー1スポーツクラブ笹塚店で、正式にローンチする。
「GYMDX」とは、ジム内に専用カメラを設置し、ジム運営をAI化することで、運営コストを削減しつつ会員満足度を向上させるサービス。With&Afterコロナのジム運営に大いに役立つという。
「GYMDX」の3つの革新的な機能と解決する課題
1、「AI監視」(自動危険検知)
会員に安心感を与えつつ監視業務コストの削減が可能に!
倒れている人や動かない人を検知しリアルタイムでスタッフへ通知する。施設外にいるスタッフにも通知できたり、検知した動向を映像でチェックすることも可能。
2、「器具利用率分析」(顧客動向分析)
データに基づいた経営判断が可能に!(主観に任せた経営判断からの脱却)
1台ごとに器具の利用率を把握可能。不要な器具や増台すべき器具の判断だけでなく、店舗間での器具の入替えや新店を出す際の参考データとしても活用可能。
3、AIと連携した「会員専用アプリ」
スタッフに頼らず会員満足度の向上が可能に!
アプリからジムエリアの混雑状況を把握可能。また、利用したい器具のQRコードを読み取るだけで対象器具のトレーニング記録を簡単に残せたり、おすすめのトレーニング方法を確認できる。トレーニング記録はスタッフ側でも把握でき、記録に基づいて会員へ声がけすることでさらに会員満足度向上させることが可能。
このシステムのメリットは、AIが一部の業務を代替することで、人間が人間にしかできない業務に集中することを可能とする点だという。そして、スポーツジム経営の円滑化を図ることで、一般消費者がフィットネスに触れる機会が創出される。アメリカのフィットネス参加人口は20%に比べ、日本はたったの3%だという。
「同社のシステムを利用するスポーツジムが増える→スポーツジム経営が円滑化される→一般消費者がフィットネスに触れる機会が増える」このエコシステムの構築を早急に実現したいとしている。