SHF・オフィスブレイン・日本筆跡診断士協会は20日、無料でAI(人工知能)で筆跡診断ができるWebサービス「簡易AI筆跡診断」をリリースした。
筆跡診断の権威、日本筆跡診断士協会会長の森岡恒舟先生の監修の下、「口」と「様」の2文字から「筆跡特徴」を見つけ出し、簡単に人物像を推定するAIを開発した。
開発したAIでは、筆跡特徴ごとに「出やすさ」が異なるため、それぞれに対して異なる基準を用いつつも、特徴ごとの性能を定量的に分析し、AIで診断できる13種類の特徴を選定した。
森岡先生による診断データから学習したAIが、スマホからでもパソコンからでも筆跡を簡単にチェックするという。
AIの判断は「特徴スコア」に変換され、診断結果とともに分かりやすく表示される。
また、筆跡診断について、より深く知るための筆跡特徴の解説やアドバイスなどの周辺コンテンツも充実しているという。
今回公開したWebサービスは、短時間で手軽に筆跡診断ができるAIをコンセプトに開発をおこなったため、漢字2文字からの簡易診断だが、複数の文字列から本格的な筆跡診断を行う高機能版のAIについても、現在開発中だという。