ワイズ技研、ドローンによるオーガニック酒米の種籾直播を小松島市で実施

ドローンやIotを活用したスマート農業に関する研究・サービス開発を手がけるワイズ技研は17日、地域住民の健康で幸せな暮らしを創造することを目的とするいきいきファーム立江(Farm19)の圃場で、ドローンを使用したオーガニックの酒米(山田錦)種籾直播を実施したと発表した。

農業に関わる従事者は、担い手の減少と高齢化の進行等により労働力不足が深刻な状況。農業従事者数(個人経営体)は5年前に比べ22.4%減、農業従事者数に占める65歳以上の割合は約70%だという。また、労働力不足解消に向けて外国人材の受け入れを推進してきたが、コロナ禍に伴う入国制限により見通しが立たない状況だという。

ワイズ技研では、ドローンを利活用した農業業務の効率化に向けて2018年『SkyFarm』プロジェクトを立ち上げドローンでの散布事業を開始した。全国各地の様々な圃場で多様な農作物への散布事業を通じ、地元農家、農業普及委員、地元農協などの現場の生の声を聞き、稲作で作業負担が大きい田植え業務をドローンで行うことで業務負荷軽減を実施させるために、ドローンで水田に種籾を直接播種する「直播」の実施検討を行い本年度から本格的に開始致した。

このドローン直播には、アグリイノベーションを推進するマイファームの協力を得て、種籾を鉄粉でコーティングした鉄コーティング種子を使用している。従来ハウスで行われてきた種子からの育苗や、苗床を運ぶという重労働が不要となり、効率化と負担の軽減が達成できる。種籾の直播自体は、これまでも各地で試行されてきたが定着に至っておらず、ドローンやIoTデバイスの農業への実装が始まる中で、改めて注目される手法となっている。

ワイズ技研は、ドローンでの各種散布だけでなく、様々なIotデバイスやAI並びに各種スマートテクノロジーを用いたスマート農業のサービスブランド「Y’sSmartAgri」により農業のDXに貢献。また、播種後の収穫までの間をドローンで生育状況を撮影・解析し、データに基づき最適なタイミングで的確な作業を行うことで、データに基づいた精密かつ効率的な農作業を実現させることを目指し、若い人材が積極的に農業に携わるきっかけとなる環境作りを通じて、地域の活性化に貢献するとしている。

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いきいきファーム立江

ワイズ技研 ドローン事業

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