テクノロジーを活用した業務プロセスのデジタル化を推進するLayerXは19日、クラウドでの請求書処理業務を可能にする請求書AIクラウド 「LayerX インボイス」で、請求書の回収漏れ網羅チェック機能をリリースしたと発表した。
また本機能と合わせて、取引先からの請求書アップロード機能を搭載した。回収漏れ網羅チェック機能を活用することで、計上・支払漏れの温床になっていた請求書回収漏れを防止するとともに、取引先から直接請求書をアップロードできることから回収作業自体の効率化も合わせて図れるという。
<本アップデート機能概要>
1. 請求書の回収漏れ網羅チェック機能
「LayerX インボイス」にて取引先ごとに回収予定月を設定することで、設定した月に回収できているかどうか、及びその処理状況を一覧で網羅的に確認することが可能。
2. 取引先からの請求書アップロード機能
取引先ごとに回収用の請求書URLを発行することが可能。発行したURLを取先に渡すことで、直接請求書をアップロードすることができ、毎月の回収作業の効率化が図れる。
「LayerX インボイス」は、請求書の受け取り後、AI-OCRが請求書を自動でデータ化の上、仕訳データや振込データの自動作成及び会計システム連携をシームレスに実行することで経理DXを推進するサービス。
同社では、本サービスの開発にあたり、急成長スタートアップや上場企業、月間の受領請求書枚数が1万枚を超えるような大企業のコーポレート・経理担当者等、累計100社以上に業務課題のヒアリングを実施し、抽出した課題を解決するための機能開発・拡充を行ってきた。2020年10月から一部のスタートアップや上場企業を対象としてβ版の提供を行ってきたが、高まる経理DX・クラウド化への需要に対応するため2021年1月から本提供を開始した。