RPAホールディングスの子会社でRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)/Digital Labor(仮想知的労働者)のベーステクノロジーを提供するRPAテクノロジーズは、RPAツール「BizRobo! Basic」の新バージョンである「BizRobo! Basic ver.11.1」の提供を11日から開始すると発表した。
「BizRobo! Basic ver.11.1」では、管理環境のManagement Consoleと実行環境のKappletのUIが一新され、モダンでより使いやすいインターフェースへと生まれ変わる。
新たな機能として、①ユーザーがNode.jsやPythonなどのプログラミング言語を用いてプログラムを開発し、それをステップとして組み込むことを可能とした「カスタムアクションステップ」および「Connector」機能、②受信したメールを契機にロボットを実行する「電子メールトリガー」機能、③高性能OCRエンジン「OmniPage OCR」のISAモードへの実装など、ユーザーから要望のある機能を追加した。
その他、開発環境Design Studioの操作性改善をはじめとしたロボット開発機能の改善や、他のロボットや外部システムと連携するための実行インターフェースの改善など、ユーザーが快適にロボットを活用するための機能を多数用意した。BizRobo! miniやBizRobo! Liteなど、他サービスの新バージョンでの提供は順次対応予定。なお、ライセンス価格は従来と同価格で提供するという。