AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」、「案件管理」機能を今秋から提供開始

LegalForceは7日、AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」で、法務部が事業部から依頼される契約書の作成、審査の受付を一元化する「案件管理」機能を、今年秋から有料のオプションサービスとして提供を開始すると発表した。これにより、LegalForceは契約書の案件受付から管理まで、契約書業務を一気通貫してサービスを提供可能となる。

企業において、事業部門から法務担当者に契約書の審査、作成など「案件」の依頼は、メールをはじめ、グループウェア、電話、口頭、社内ツールなどのコミュニケーションツールを通じて行われている。コミュニケーションツール上で案件の受付と進行を管理することが難しいため、多くの法務組織では、案件台帳を作成して、業務を管理している。しかし台帳の作成・維持は煩雑である上に、誤記、記入漏れ、更新の遅れ、対応漏れなどのリスクと隣り合わせ。さらにメールは宛先に含まれるメンバー以外に共有されず、社内・部門内の知見が蓄積されない課題も見受けられる。

上記のような課題に対し、「LegalForce」上で案件依頼を集約し、ワンストップで進行を管理する「案件管理」は、法務業務の効率化と品質向上に貢献することが期待される。

LegalForceでは、すでにAIで契約書を作成、審査する「LegalForce」、AIで契約書を保管・管理する「LegalForceキャビネ」を提供しており、締結は電子締結サービスと連携している。今回の、「案件受付」機能追加によりLegalForceは契約業務を一気通貫して提供可能となり、法務業務のDXを加速させていくという。

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AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」

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