IntegrAIは20日、長岡市にコロナワクチンの冷凍庫の管理のため、「IntegrAI System」を7月から提供したと発表した。「IntegrAI System」ではAIを用いた見守りの目、AI共同監視サービスを提供する。
コロナワクチンを保管していた冷凍庫のブレーカーが落ちた等、思わぬ事態によりワクチンが廃棄される事が世界的に発生している。冷凍庫の温度が変化した際は担当者に知らせるアラート機能が求められている。
IntegrAIは、機械の状態を記録、監視するためにAI、カメラ、Webアプリを使ったシステムを構築してきた。コロナワクチンの冷凍庫にカメラを設置することでAIの目が温度を読み取り、その変化をすぐに担当者に知らせる「アラートメール」を送ることができる。
IntegrAIは簡単に取り付け可能なカメラ、UIアプリ、ディープラーニング技術を搭載したAI共同監視システムを提供している。データ生成、監視、アラート通知機能により工場における現場連携、品質改善、作業効率化といったDX推進を目指すという。