遠隔IoT・AI点検のLiLz、レベル型・フロート型のアナログメーター読み取りAIをβリリース
IoT・AI遠隔点検サービス提供のLiLzは23日、新たにレベル型・フロート型というアナログメーター読み取りAIをβリリースしたことを発表した。LiLz Gaugeが提供するAIはこれで6種類となった。
上下水プラント、産業ガス、化学プラントなど私たちの日常を支える様々な施設は、維持管理のために目視の巡回点検が必要になる。LiLzが提供するIoT・AI遠隔点検サービス「LiLz Gauge」は、目視の巡回点検における業務の大半であるアナログメーターの読み取り業務をリモート化・効率化することができる。
これまで、円型・矩形型・ナナセグ型・カウンタ型という4つの形状の対応したAIをリリースしていたが、施設に設置されている各産業機器のアナログメーターの種類は非常に多く、特に液体やガスを扱う施設などにおいては棒型形状となっているレベル型・フロート型が良く見受けられるという。
今回のリリースにあたり、上下水道・産業機器向けプラントメーカーである月島機械および、上下水道施設の運営/維持管理補修工事を行なっている月島テクノメンテサービスの協力で、実際に現場に設置されている液面レベル計・油面計・流量計・計装盤レベル計などを活用して同社AIの先行検証を実施した。
今回リリースしたレベル型・フロート型のAIは、LiLz Gauge Starter Kitで手軽に検証することができ、オンボーディングでサポートする。