サグリは13日、AIによる農地のポリゴン自動生成技術の特許を取得したと発表した。
農地の区画情報(ポリゴン)は、ドローンや衛星画像などのAI解析において、大量の筆単位の農地を解析する上で必要となる基礎情報となる。画像内において、農地だけを解析する為に各農地の輪郭を示すことで、肥料や農薬等の投入量や作業記録等、様々な筆単位の農業情報とドローンや衛星画像などのピクセル値を突合することで精密な解析が可能となる。
従来は、人の手で作成していた農地のポリゴンに関して、同社の技術によって大量に自動生成が可能になるという。
スマート農業が進展していく中で、ドローンや衛星画像などによる農地の解析はますます活用されることが予想されている。同社の技術が農業従事者の省力化や効率化に寄与するものとして、様々な農業関連のアプリケーションを通じて活用されるよう、引き続き技術の向上と拡充を進めていくとしている。