ラネット、AIネットワークカメラサービス「キヅクモ」提供開始

ビックカメラグループのラネットは13日、世界40カ国以上で住居・施設の総合セキュリティ・プラットホームサービスを展開するAlarm.com (米) 社のソリューションを、日本仕様にローカライズしたAIネットワークカメラサービス「キヅクモ」の提供を開始すると発表した。

「キヅクモ」は利用者にいつでもスマートな気づきを提供する中小規模のビジネス向けAIネットワークカメラサービス。

屋内カメラ、屋外カメラ、イーサネットカメラ、Wi-Fiカメラ等の様々な種類のカメラを取り揃えているので、小型店舗をはじめ、オフィス、宿泊施設、医療施設、美容サロン、マンション共用部など顧客ごとの環境やニーズに合わせて導入できる。

映像の確認に手間や時間を要する従来のセキュリティカメラとは異なり、現場が遠方にあっても簡単な操作で映像を確認できること、また、常に監視していなくても様々な条件設定に基づきアラートが通知されるなどカメラの利用者への能動的な働きかけが最大の特長。

■「キヅクモ」の特長
・場所を問わない複数拠点管理
PCだけでなく、スマートフォンやApple Watchなど様々なデバイスでLIVE映像や録画映像の確認ができる。複数拠点管理の機能を活用することで、ユーザー専用サイトやアプリを通して複数のカメラ設置場所へアクセスができ、離れた拠点の映像もリアルタイムで確認することができる。
・AIカメラ分析による効率的な監視
カメラのAI分析により「ヒト」「車」「動物」の識別が容易にでき、その瞬間を短い動画に収めることができる。そのため、全ての録画映像を確認しなくても必要な部分だけを見返すことができ、効率的な監視を実現する。
・一目で気づかせてくれる通知機能
AIカメラが捉えた映像をあらゆるデバイスを通してリアルタイムで利用者に通知する。常に映像を確認していなくても利用者は即座に状況を把握することができる。
・信頼性の高いセキュリティサービス
世界40カ国以上、800万拠点で導入実績のあるAlarm.com社のソリューションを採用している。サーバへの通信は全て暗号化されるので、信頼性の高いセキュリティサービスを実現している。
・ビジネスに活かせるマーケティング機能
セキュリティカメラ機能に加え、5つのマーケティング機能(人数カウント/滞在人数カウント/ヒートマッピング/混雑状況監視/待ち時間測定)も兼ね備えており、営業活動上の活用も可能。従来のセキュリティカメラの機能・役割を超えた新たな気づきをもたらす。
・サービスの発展性
サービスの発展性提供サービス第1弾として、日本ではAIネットワークカメラサービスから提供を行う。今後は「キヅクモ」ブランドとして、商用利用に限らず、個人の顧客に対しても、ニーズやライフスタイルに合わせて構成された手頃な価格の使いやすいスマートセキュリティとスマートホームテクノロジーを提供していく予定。

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「キヅクモ」 
ラネット

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