グラムは19日、ChatGPTとRPO(採用代行)を組み合わせた新しい採用支援サービス「採用GPT」を提供開始すると発表した。このサービスは、採用プロセスの効率10倍アップを目指し、企業の採用成功に寄与するという。
採用GPTとは、ChatGPT×RPO(採用代行)で採用プロセスの効率10倍アップを目指す革新的なサービス。同社が運営する適性検査サービス「Jobgram」とも連携し、最適な人材マッチングを実現する。
「Jobgram」は、ビッグファイブ理論を活用した性格診断と独自のワークスタイル、ストレス耐性診断を組み合わせた適性検査ツール。急成長企業を中心に利用され、様々な性格特性の人がどのようなポジション・役割で活躍しているかのデータを大量に蓄積している。
大手企業や伝統ある企業にも、人的資本経営やDX人材の獲得・定着の観点での活用が急増しているという。
採用GPTでは、以下のサービスを中心に企業の課題に応じて、性格特性データとAIを活用した解決策を提供する。
・「求める人物像」に刺さる採用要件の生成
・「求める人物像」に刺さるスカウト文の生成
・「求める人物像」に刺さる採用マーケティングコンテンツの生成
・候補者別にカスタマイズされた面接質問生成
・性格特性に応じた面接担当者マッチング
・面接結果の評価支援
・候補者/メンバー間の相性分析・入社後のシミュレーション生成
・内定者の性格特性に応じた「内定承諾率を向上させるための施策リスト」生成
・チーム編成、入社オンボーディング支援
・メンター・メンティーのマッチング支援
採用GPTでは、採用×ChatGPT活用の専門家が企業の採用を最適化する。同社が伴走することで、「ChatGPTを触ったことがない」人でも、3カ月あれば自身でChatGPTを採用に活用することが可能になる。
上記に挙げた「主な機能」を企業の採用担当者・マネージャーが使いこなし、新たな課題に対しても性格特性データ×ChatGPTで解決策を編み出せる状態を目指す。
これにより、企業は自社の採用プロセスを最適化し、効果的な人材獲得と短期離職を防止するオンボーディングができる体制を内製化できる。