ディープテック分野におけるシステム開発を手がけるインターセクトは18日、オールインワンAIアプリケーション「Merge」の無料ベータ版のGPT-4への対応及び、UIの刷新を行ったと発表した。
Mergeベータ版は、チーム内でChatGPTをより効率的に利用するためのAIアプリケーション。発表時点では、OpenAI社が提供しているものと同様の基本的なチャット機能に加えて、チーム内共有、フォルダ管理、検索機能が実装されている。これらの機能により、公式UIでは実現が難しかったChatGPTのチーム利用が可能となっている。またMergeベータ版には、チャット画面からのシームレスな画像生成機能、ChatGPTからGoogleなどの検索エンジンへのアクセス機能、自社データへの安全なアクセス機能、各種AIツールの使用量の管理機能を順次搭載予定。
◆変更内容
・GPT-4対応
GPT-4対応のAPIキーをMergeに連携することで、従来OpenAIの提供する有料プランChatGPT Plusに登録しなければ利用できなかったGPT-4をAPI料金で利用できるようになった。 本機能を利用することで、ユーザーはより安価に高精度なチャットにアクセスできるようになる。
・UIの改善
UIの改善を実施し、視認性と操作性が向上した。プロフィールアイコンの形の見直しやフォントサイズの調整により画面の見やすさが大幅に改善され、Mergeがより使いやすいツールへと進化した。