RPAで自動化の対象「データ抽出」や「システム入出力」《パーソルのRPA調べ》

総合人材サービス・パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー(パーソルP&T)と人材派遣・アウトソーシング事業を手掛けるパーソルテンプスタッフは、昨年から提供している「パーソルのRPA」で、開発に携わった770業務を、活用が進む業務・部署別業務・開発日数毎に集計し分析を公開した。

自動化の対象業務の傾向については、集計した人事、業務、経理といったさまざまな部門で、自動化の対象が多い傾向にあるのは、「データ抽出」や「システム入出力」といった業務であることがわかった。

RPAの活用が進むバックオフィス部門では、現状を正しく把握し改善するために、データ抽出などの準備作業を自動化し分析・企画業務に時間を割こうとする企業担当者の実情が読み取れる。また、自動化の対象になる業務は“一連の業務をロボットが担う”のではなく、RPAと人が一連の業務を分担して行うことで効率化させていることがわかった。

バックオフィス部門のなかでRPAの活用が進む「人事部門」や「経理部門」に絞って、対象業務に傾向があるかまとめると、労働時間のマネジメント業務にて自動化する動きが最も多く、定期的に発生する人事情報の出力や、異動配置のためのシステム入力を代行する部分で、自動化が進んでいる。また関係者に定期的にメールを配信する業務なども自動化しているという。

1つのロボットを開発するのにかかる平均日数は、5日から15日が多くみられた。ただし、業務自体が複雑なものになると1カ月以上かかる場合があった。この工数は、RPAアソシエイツで研修を受けたプロの開発者が要した時間だという。人員に余裕のないバックオフィス部門では、通常業務+ロボット開発のスキル習得、開発を行うには時間がいくらあっても足りず、自動化業務の選定が行われても開発・運用に数カ月かかってしまい、RPAの推進が始まらないケースが多く見られたという。

「RPAアソシエイツ」で支援していている企業の半数は「開発フェーズ」で困っており、本来、企業が自動化したい業務がロボットの難易度・開発日数によって止まってしまい、業務の効率化が進まないという課題を持つ企業からのニーズが拡大しているという。

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「パーソルのRPA」

パーソルプロセス&テクノロジー

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